パナソニック、ダイキン工業についでシャープもプラズマクラスターと呼んでいる独自の技術に、新型コロナウィルスを減少させる効果があると発表したとのこと。但し、こうした技術を搭載した商品の有効性がどこまであるかは証明されていないと9月8日の京都新聞にかいてありました。
このプラズマクラスターイオンは、一般的な除菌システムとは異なり、自然界にあるのと同じ水素(+)イオンと酸素(-)イオンを作り出し放出します。
これらが、カビやウィルスなどの表面で「OHラジカル」と言う物質に変化するとのこと。この「OHラジカル」は強い酸化力を持ち、カビやウィルスの表面にあるたんぱく質から水素を抜き取り、たんぱく質を分解するよう作用します。その力でカビやウィルスをやっつけると前のシャープの担当から伺ったことがありました。
なんと抜き取った水素とOHラジカルは水となり空中に戻るので、人には害がないそうです。
プラズマクラスターはぶどう房のようなロゴマークが目印です。エレベーターや車などにも搭載されているので、よく目にすることもあると思います。多くの業種の大手企業が色々な分野で採用しているシャープのプラズマクラスターは、素晴らしい技術ということには間違いなさそうです。